とっても久しぶりに投稿します。
9月の2週目に、突然の出張で奄美大島に行ってきました!
奄美大島は、沖縄と鹿児島の中間にある島。
元ちとせの出身地です。
その後、怒涛の一週間をすごし、やーっと遅ればせの夏休み。
御蔵島に行ってきました。
御蔵島は伊豆諸島のひとつです。
浜松町から徒歩10分の竹下桟橋から6~7時間で到着します。
御蔵島は、海と島とのつながりを大切にする、
とてもエコロジカルな島でした。
民宿の至るところに、
「水が循環して海に帰るので、自然派石鹸を使ってね!」
といったINFOがあったり、海や山に入る人数を制限している
ので、必ず届け出が必要だったりしています。
御蔵島の島民にとっては、森もイルカもあたり前の
存在なので、近年のイルカブームには意味がわからないと
言っていました。御蔵の自給自足的な生活をする人数は
昔から200人程度らしいので、その家の長男しか島には住めず、
次男以下は島を出る生活をしていたそうです。
しかし、このブームのおかげで、次男でも島に住む方法が見つかって
Uターン族が増えたといっています。
1回2時間程度、御蔵島の周りにいるイルカに会うために
ボートを出せるんですが、1回当たり7000円です。
1日2回出して、一艘に8人乗せれば、なかなかの収入です。
それでも、島民は280人程度。
あまりの価値観の違いに、なんだか神聖な感じがします。
何より驚いたのは、島の人がものすごくハートオープンである
という事。島には1件しか食堂がないし、商店も1件だけ。
そのせいか、近所の親戚風な接客応対なので、
よそよそしさ、が全くない。
こんなにまっすぐ話し掛けられて、モノを1つ買うにも
なんだか照れてしまう私って、都会っこなんだなぁ~って思いました。
店内にある、風変わりな犬の置物をジロジロ見ていたら、
「あぁ~、これね~」と、購入までのお話を延々と語りだす。
多分10分は語っていた。話を止めたかったら延々に話して
「お茶のむ?」とお茶の間に誘われそうな雰囲気。
「いらっしゃいませ」「これください」「¥〇〇円です」
という効率的なプロセスが無い。
ふえーー
すごーーい。なんだこりゃ。
イルカスイムは2回ほど行きました。
御蔵島は、島民がイルカに興味を示さなかったせいか、
自然があふれていて、イルカにとっては天国の島。
なので、子育てをするためにイルカが生息しているんですって。
だから、島をボートでグルグルしていると、イルカの軍団が突然
現れます。船長さんが「はい、いいよーー」とのOK合図で、
一斉に海に入るのですが、イルカを脅かさないように、静かに入ります。
イルカは群れで行動しているので、発見するとウジャウジャと
何十頭といるのですが、よく見るとペアで行動しています。
まさに、シンクロニシティー!同じ動きで泳いでいます。
時に交差したり、腹を寄せ合って横泳ぎしたり、親子のイルカは
子供がお母さんから栄養をもらっていたりして、すごく素敵。
機嫌の良いイルカはたまに人間と遊んでくれて、人間と一緒に
クルクル交差して泳いでくれます。
私は耳が弱いので、1mくらいしかもぐれないのですが、
友人は下の方までもぐって、イルカと上下クルクルと円を描いて
泳いでいるんです!!
すごーーいっ
本当に遊んでる!!
あと、水に浮遊しているビニールが最近のイルカブームのようで、
二頭のイルカでビニールをキャッチボールして遊んでいます。
知人がいじわるして、そのビニールを奪ったら、
ジーーっとイルカが見ているの(笑)
面白がって、イルカの目の前でビニールを振ってみせる知人。
でも、イルカはぜったい無理に近寄ってこないんです。
で、知人がそのビニールを手から離した瞬間、イルカが
さーーっと奪っていった。きゃーー、おもしろーい。
イルカのキューンキューンという声も本当に聞こえてきたし、
突然ニヤーっと笑うイルカがいたりして、本当に可愛い。
っといいながら、ボートに酔ってしまって、後半海に潜れなった
ドジな私、、うー、情けない。でも、本当に可愛かったなぁ~。
たったひとつ、困った事があります。
それは・・・船!
普段、快適な生活をしているから、船の客室がこんなとは!思わなかった。
二等客室です。
線の引いてあるところが、一人一人のスペース。
私は腰が痛くなると思い、プール用のシートを持っていったので、まだ眠れましたが、他の友人は大変だったみたい。
次回は、個室のベッドがいいなぁ。。
仕事を一生懸命やったご褒美の旅行なので、なるべく身体に優しい旅行でありたい。。
ふー。。
でも、心はさわやかです。