グリーンの意味するもの
空間、バランスや調和、真実の探求、ハート
グリーンといえば、自然を象徴する色ですね。フォレストグリーン。人間が深呼吸をして、開放感の中で、くつろげる場所。自然のグリーンにいる時でしょうね。
グリーンは、虹の七色の丁度中間。暖色と寒色の中間。バランスや調和はこのあたりからも説明ができるのかもしれません。
グリーンは、
私のハートと関わっています。自分自身を見つめる時、自分の心のゆとりがないと偏った見方をして、自分をダメなやつだ!って思ってしまうかもしれない。そして、人がとてもうまくいっているように見えて
嫉妬してしまいます。
心のゆとりと関わっているのがグリーンといえます。
また、グリーンは「私こそがーー」っという強い質は本質的になく、
周りの人や状況を見渡すことのできる質を持ち合わせています。だから、人のプライドを傷つけるような無理なことをせず、バランスよくまとめることができます。それは、今何が皆にとって大事かがよくわかっているからこそできる
調和であり、
決断でもあります。
自分にゆとりがなく、プレッシャーで息が詰まりそうな時、きっと厳しい言い方ややり方で、周囲を無視した行動に出てしまう事もあるかもしれませんが、そんな時は、自分一人の時間をもって、「自分のゆとり」ってなんだろう??って考えてみると良いと思います。
常に、グリーンは自分の心とどのように関わっているかが大事です。自分が「どうしたいのか?」を見つけ出し、決断し、新しく出発していくのも、グリーンのエネルギーです。状況にながされず、自分に必要なものを判断する
真実の探求の質を持っています。
私自身は、あまりグリーンを選ぶ事がないのですが、自分の質としてターコイズが強いのでよくわかります(ターコイズは、グリーンとブルーの中間色)。
グリーンって、身体のエネルギーシステム「チャクラ」という人体マップで見ていくと、丁度心臓の部分にあたります。空気を吸って、そして息を吐いて、その瞬間ごとに、私達の身体の細胞は新しく生まれ変わっているわけです。生き生きとするって、グリーンをイメージする言葉だと私は思っています。
たとえば、パートナーとの関係って、友人関係以上に距離感が難しいですよね。好きなのに、一緒にいると息苦しさを感じる場合だってあります。あまり一緒に居過ぎると、周りが見えなくなってしまう人を見ると、グリーンのバランスが崩れているのかなって感じます。
私にとってグリーンのスペースって、考えるためのスペースでははなく、感じるスペースです。自分が人のことをどんな風に感じているのか、見聞きした事をどう思っているのか。それはグリーンの要素が自分にきちんとないと、周りの評論を参考にして自分の意見としていってみたり、自分の意見が信頼できず、周りが同意してくれそうな感想を言ってしまいます。自分の感性に自信がないからこうするんですね。
そんな時、一人になって、私が大好きな田舎町まで車を走らせます。
何せCafeもないので、どこかに車をとめてボーっとするか、駅前のベンチでボーっとします。そして、少し歩いて、1つだけあるファミレスに言って、好きな本を読みます。そして、またブラブラあるいて・・・。そうすると、子供の頃大好きだった、緑の葉に光があたってツヤツヤする風景とか、地面にいるアリをじーーーと無心に見ていた自分を再体験し、自分の感じる心が好きになれるのです。感じる事に、正解も不正解もないって、当たり前の事に気が付きます。
そんな土日を過ごして、月曜日に会社に行くと、なんとなーっく、人の事がポジティブに見えてきて、会話も弾みます。まぁ、解決してない仕事関係の問題点は、きちんとそこにあるんですが、何を言われても、自分の心持ちがちがうんですね。自分の中心に入っているというか、心のスペースってこれだなぁって思えるところで、人の話を聞けるんですね。
グリーンって、人との関係性と、自分の真実を信頼するのに、とても大事なエッセンスだなぁと思います。