2003年8月。カラーセラピーの初級を受講しました。カラーセラピーっていろいろあるようですが、私がやっているのは「オーラソーマ」というものです。
初日、ちょっと驚きました。ほら、セラピーの勉強だから、結構バリバリモードかと思うでしょ?ところが、お姫様のようなきれいな艶姿の先生が現れて、「ポマンダー」という名前の香りの液体を手に3滴たらしてまわります。どうやらこれ、アロマテラピーの香りのお水のようです。
で、手を上にかかげて、「ピンク」の香りをイメージして、その手を、頭や胸、お腹周り、足と体全体を手でなぞります。身体から5cmくらい話て、手でゆーっくり、ふわふわと包む感じです。さらに、その後ヒーリング音楽を聞きながら、5分程度のカラーブリージング。今回の場合だと「ピンク」をイメージして、呼吸するそうな。たしかに、ちょっとホンワーカな気持ちになってきます。
内心は、ちょっと宗教っぽい感じだなぁーっと思いました。だって、目を閉じて、ロウソクともしたところで、目をつぶって呼吸ですよーーー。あらら?みたいな。
でも、その後は割とまとも。オーラソーマの歴史や、色が人の感情にどんな風にかかわるか、先生なりの言葉で教えてくれます。この先生、もとは超高級ブランドの化粧品やら洋服のPRマネージャーをなさっていた方なので、ビジネスの世界ではそれなりの地位を気づいてらしたかた。だから、「雰囲気でごまかす」ようなトークはしないので、とても納得できて楽しいのです!もちろん、情緒に関るところなど、科学的な裏付けが難しいところがありますよね。でも、それも「~というような事があるようです。」とか「~といい言われています」と言ってくれます。はっきりとした仕組みはないけど、こういう意見や見方があると線引きしてくれるので、逆に受け入れられるんですよね。
例えば、「色には波動があります。例えば「赤」という色を人間の目が認識するのも、波動があるからなんですね。これは、科学的なもので照明されているようです。さらに、人間にも波動があると言われています。自分の気持ちや状態の波動と、ボトルの色の波動が共鳴し合うから、そのボトルが選ばれるわけです。クライアントが選んだボトルだからこそ、クライアントの状態を映し出しているのですね。」
という説明ですが、なーんとなくは理解できました。でも、「波動」という事がピンと来なかったんですね。
そうしたら、「水からの伝言」という写真集を見せてくれました。お水の結晶の写真集なのですが、Beautyな結晶とヘドロのような結晶が映っていたりします。これは、科学者の実験らしいのですが、ある水に毎日「ありがとう」と言いました。もう片方の水に「ばかやろう」と言いました。そのお水の結晶を比較したところ、まったく異なる結晶となったそうです。ご想像どおり、「ありがとう」を投げかけたお水はBeautyな結晶です。これって、どうやって伝わったかは照明できないけど、なんらかの「波動」が伝わったのだと思います。
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こんな風にしていくと、言霊というのも、まんざら嘘ではないのだなぁーっと思えてきますよね。
そんな風に、多少不思議な内容はありつつも、興味が湧いて沸いて仕方ない状態で、初日をすごしました。